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仏法用語システム辞書(ATOK版)
こちらではATOK用の「仏法用語システム辞書」のダウンロード、導入方法、使い方について説明します。
システム辞書(ATOK版)のダウンロード
お使いの日本語入力システムのバージョンに合ったシステム辞書をダウンロードしてください。
導入方法
ダウンロードしたファイルの解凍、システム辞書ファイル本体の移動
まず、ダウンロードしたファイルを解凍してください。解凍した中に「imebd_atokxxxx_xxx.dic」というシステム辞書の本体ファイルがございます(「xxxx」はバージョンの数字)。
このシステム辞書ファイルをどこか適当なフォルダに移動させます。適当といいますのは、どこでもかまわないのですが、システム辞書として一度登録してしまうと、この辞書ファイルの移動・削除ができなくなりますのでなるべく邪魔にならない場所(気にならない場所?)がいいかと思います。今回は例として、Cドライブの真下に辞書ファイルをおいて話を進めます。
※Windows Vistaでは場所によってはシステム管理者のアクセス許可を求められる場合がございます。
ATOKのプロパティを開く
ATOKパレットの[メニュー]アイコンを左クリックして、出てくるメニューから[辞書メンテナンス]→[辞書・学習設定]をクリックします。

そうしますと、「プロパティ」ダイアログが開きます。ダイアログの上部にずらりとタブが並んでいますが、この時点で「辞書・学習」タブが選択されている状態になっていると思います。
ダイアログの右下の方に、「辞書の追加・削除」ボタンがありますのでそれをクリックします。

そうしますと、次は「辞書の追加・削除」ダイアログが開きます。左下にある「ファイルを指定して追加」をクリックします。

続いて「辞書ファイルの参照」ダイアログが開きますので、冒頭のシステム辞書ファイル本体を選択し「開く」ボタンをクリックしてください。(今回の例ではCドライブの真下に辞書ファイルを置きました。)

そうしますと、さきの「辞書の追加・削除」ダイアログにおいて、辞書セットの内容覧に新たに「仏法用語一発変換辞書(仏法用語システム辞書)」が追加されていると思います。確認できましたら、「OK」ボタンをクリックしてこのダイアログを閉じます。

さきの「プロパティ」ダイアログの辞書セット内容にも「仏法用語一般変換辞書(仏法用語システム辞書)」が追加されています。左のチェックマークが入っていることを確認したら、「OK」ボタンをクリックしてこのダイアログも閉じます。

これで導入は完了です。以下に説明する「使い方」を参考に仏法用語等の漢字変換が機能することを確認してみてください。
使い方
ノーマルな漢字変換
仏法用語・学会用語など辞書に登録されている語句については一発で漢字変換することができます。では、例として「煩悩即菩提」を変換してみます。「メモ帳」などのテキストエディタ上で「ぼんのうそくぼだい」と、ひらがなで全体を打ちこみ漢字変換します。いかがでしょうか?一発で「煩悩即菩提」と漢字変換されたことと思います。

なお、漢字変換の際(変換候補を表示させている間)、いくつかの語句については、その右側に語句の意味などコメント表示がされるようになっています。
(※コメント未登録の語句については、「仏法用語システム辞書」と表示させて、別の辞書の語句とは区別できるようにしてあります。)
簡易入力を利用する方法
簡易入力(適当にネーミングしてありますが)について説明します。まずは例として「法華経二十八品」のうち「見宝塔品」を漢字入力したいとします。もちろん、「けんほうとうほん」とひらがな入力して漢字変換しても構いません。ですが、ここでは「ほけきょう¥」と入力してみてください。「ほけきょう」とタイプしたその後ろに続けて「¥」と入力します。「ほけきょう¥」で変換をかけますと、法華経二十八品の種類が変換候補としてズラリと表示されます。その中から「見宝塔品」を探し出してそれを選択し変換します。

同様に、御書の題名全編についてもこの簡易入力機能で漢字変換することができます。御書の場合は「ごしょ¥」と入力して変換してください。すべての御書の題名を登録してありますので、読み方のわからない御書の題名や長い題名の御書名の入力にはこの簡易入力機能がお役にたてることと思います。
この簡易入力機能が利用できるものには以下のものがあります。
| 入力方法 | 変換される内容 |
|---|---|
| ごしょ¥ | 御書全編の題名 |
| ほけきょう¥ | 法華経二十八品の題名 |
| しちひ¥ | 法華経の七譬 |
| なんみょう¥ | 「南無妙法蓮華経」と変換 |
「仏教哲学大辞典」に準拠したシステム辞書
このシステム辞書はまだまだ未完成で、これからも語句を追加したり訂正を加えて調整をしていく予定ですが、一つのルールとして、「仏教哲学大辞典」に準拠しようという試みがあります。そうする目的は、例えば、一つの語句に対して複数の読み方がなされるという場合がありますが、そういった語句に対しては「仏教哲学大辞典」に掲載されている読みを極力すべて登録するようにして、どの読みでも漢字変換ができるようにする、ということと、「仏教哲学大辞典」においての見出し語(仏教哲学大辞典の原則に従った仏教用語の読み方)を確認できるようにするという目的があります。
例えば、「熱原の三烈士」という語句がありますが、「三烈士」の読み方には「さんれつし」、「さんれっし」とがあります。もちろんこのシステム辞書ではどちらの読みからでも変換ができますが、変換時のコメントに「仏法哲学大辞典」における見出し語をナビゲートするようにしました。つまりこの場合は、「あつはらのさんれつし」として変換した際、「仏法哲学大辞典」では「あつはらのさんれっし」が見出し語となっていることを確認することができます。

【注1】微妙なところですが、「仏法哲学大辞典」の見出し語が必ずしも正しい読み方を指すものではないとも思いますので、この表示が正しい読み方をナビゲートするものではなく、あくまで「仏教哲学大辞典」の見出し語を確認できるものだと捉えてください。
【注2】システム辞書内の語句すべてにナビゲートのコメントが含まれているものではございません。入力もれなどもあるかと思います。
忠実な漢字表現を目指す
漢字表現においては、パソコンのOSや規格上、やむなく当て字や包摂文字(意味は通じるけれども字体・字形が違う漢字)が当てられていることがあります。たとえば、御書に「祈祷抄(きとうしょう)」がございますが、この「祷」という漢字は異体字であり、包摂漢字と呼ばれる特別な扱いがされている漢字です。御書そのものや出版されている書籍等の印刷物を見ると、漢字の形に違いがあることに気づかれると思いますが、当システム辞書ではこういった文字もなるべく正しい変換(標準印刷字体の変換)もできるよう配慮していきたいと考えています。

今後、OSなどソフトウェアやフォント、また規格の変更に伴いより多くの漢字が使えるようになると思います。Windows Vistaでは「JIS X 0213:2004」の第3・第4水準の漢字が表示できるようになりました。ただし、場面によっては(別のOS上で表示させるなど)、字形が違って表示されることもあるので注意が必要です。Vistaではそういった文字に変換しようとすると「環境依存文字(unicode)」と注意がでるようです。印刷目的の場合はこの限りではありません。
「祷」「辧」などの一部の当て字文字を、正しい漢字(標準印刷字体)でも変換できるように配慮しました。ただしこれらの文字はUnicode表現(環境依存文字扱い)となりますので、文書ファイルや利用環境によっては使用できない場合がございます。
文書ファイルを作成の際、Unicode形式で保存できる環境でしたらこれらの文字も問題なく利用できると思います。また、これらの文字は画面上ではきれいに表示されなくとも、印刷すればきれいに印刷されることがあります。ただしそれはフォントによりけりですのでいろいろと試してみてください。「MS 明朝」などのきわめて標準のフォントではきれいに印刷されました。
※ただし、その文書を他のOSで閲覧した場合、文字がただしく表示されないこともあるかも知れません。
読み方のわからない語句の読みを調べる
システム辞書はなにも、ひらがなを漢字に変換するばかりではありません。Windowsではその逆に漢字をひらがなに変換する「再変換」という機能が利用できます。この機能を利用することにより読み方のわからない仏法用語の読み方を調べることができます。
【注意】ATOKで辞書の語句を再変換するには、あらかじめ「再変換辞書フィードバック」を実行しておく必要がございます。
例えば、仏教用語に「皆成仏道」という語句がありますが、仮にこの読み方がわからないものだとします。ケースとして、インターネットのサイト上や文書等内でこの語句に出くわしたとします。読みの調べ方として、ブラウザ上ではこの再変換機能が利用できませんので、この語句をいったんテキストコピー(語句を選択しておいて「Ctrl+C」)しておいて、メモ帳など適当なテキストエディタにペースト(「Ctrl+V」で貼り付け)します。次に、ペーストした語句の全体を選択しておいて、右クリックし、開くメニューから「再変換」を選びます。そうすることにより「かいじょうぶつどう」と読み方を導くことができます。

※御書の題名など上記の簡易入力機能に変換候補として多数含まれる語句については読みの導きがスムーズにいかない場合もございます。
お願い
当システム辞書をご利用になられて、内容の間違い等お気づきになられた方はぜひ下記の掲示板にてお知らせください。間違いを含んだ辞書をむやみに広めたくはございませんので、そういった語句についてはなるべく速やかに訂正を加えて参りたく存じます。その他ご意見・質問等もございましたら下記の掲示板にお書き込みください。